ケネディ宇宙センター(7月30日Kennedy Space Center

 フロリダでぜひとも行きたかった場所である。前日にこの辺り一帯を,下見し朝早くホテルをでて子の場所にきた。以下は,見学の内容である。

KSCへの道 

ビジターセンタ入り口

 すぐバスにのり最初の見学場所に行った。バスは10分おきに出ており、時間を気にする必要はなく、自分のペースで見てまわることができる。

 最初は、LC39(ガントリークレーンの観察)で、発射台LCVehicleAssemblyBuilding(組み立てセンター)の中間にあり、ここから発射のときは見学できるようだ。ここではKSCの説明の映画や展望台で発射場や組み立てのビルを見ることができる。目の前にロケットを移動する道が通っている。

LC39から

 次は、Apollo/Saturn V Centerに行きロケットをみることができる。その巨大さに目を丸くした。このアポロセンターは、もちろん人類初の月面への第一歩を記した記念のセンターである。当時の司令室がそのまま残され、当時のやり取りをスクリーンに映像を映し出しながら再現しており、迫力がある。ふと、この人類初の快挙をいつ見たのか思い出した。なんと、中学3年のときである。今から30年前ということになろうか。当時日本ではカラーテレビがようやく一般家庭に入りだしたころである。そのころすでにこのようなコンピュータを駆使してロケットを打ち上げていたと思うと、その技術レベルに驚かされる。まだ、私はコンピュータのコの字も知らなかったのである。

Apollo/Saturn V

一段目のエンジン

 最後に、International Space Station Centerである。ここが、宇宙ステーションのブースを作っている場所だ。各国ごとに作業室がようで、実際に見ることができたのは、カナダのブースである。クリーンルームで外部とは隔離されている。残念ながら、今日は日曜日なので休みだった。

カナダのブース

ガイドブックによると2時間くらいのコースなのだそうだが、4時間かけてじっくりと見ることができた。バスが10分おきに出るので、自分のペースで見てまわることができるのである。

最後にビジターセンターに戻った。日本の観光地と同じで、かなり高めの料金である。

屋外展示のスペースシャトル

 

ここでクイズです。

1 発射のときにエンジン下部に放水しますがどうしてでしょう。

@ 熱で溶けないようにするため

A 音によるロケットや周辺の損傷を防ぐため

B 水を放水して,推進力を増すため

                              

2 発射のときに使用する水の量はどれくらいでしょう。

 @5千リットル

 A1万リットル

 B15万kリットル

                              

3 発射台と、シャトルの間はボルトで接続されていますが、発射するときにはどのようにしてはずすでしょうか

 @発射前にボルトを外しておく

 Aボルトを爆弾で吹っ飛ばす

 B飛んだ瞬間外れるようになっている

                               

答え

 

1 A 水の放射により音の振動を吸収しているのである。

 

2 B 発射時にはなんと15万kリットル(15万t)もの水を使用します。

    25mプールで約200杯分です

 

3 A 爆薬でボルトを吹っ飛ばしているのである。まずシャトル本体のエンジンに点火される。その次に補助ロケットエンジンに点火されると同時にボルトが破壊されるという仕組みである。